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自動車産業を中心にエアーリークテスタのリーディングカンパニーであるコスモ計器さまでは、ERP業務システムの構築にあたり、インターネットVPNを採用してコスト低減と業務の効率化を図られました。

| 導入商品 | ネットワークサーバーパック DigitalGate VPNプラス ファイバーリンク pro IP1 ファイバーリンク pro IP8 ファイバーリンク light IP1 ウィルスチェックゲートウェイサービス |
|---|---|
| 課題 | ERP(EnterpriseResourcePlanning/経営資源利用計画)の一環として、全体最適化の見地から情報を整理し、全社員が自分の活動内容を客観的に把握して利益に貢献するため、広範囲に利用できる情報共有システムを導入したい。 |
| ソリューション | 各遠隔地(営業所・代理店・外注先・購買先・その他)と本社工場間の情報の流れを整理するため、新システムとそれを支える安定したインターネットVPNへの転換を図る。目標達成のため、ネットワークサーバーパックを導入。また、bit-driveシステムへの移行により新たなコスト増が発生しないよう、通信費全体を見直しプロバイダの変更やIP電話の導入を実施。 |
コスモ計器さまは、自動車部品などの圧力漏れをチェックするエアーリークテスタ、エアーフローメータのパイオニアとして、世界中の自動車工場ラインを筆頭に、電子・医療・食品など多様な第一線の現場に製品を納めている。
ニッチな領域で高シェアを誇る同社だが、世界中のお客さまからの製品の故障や修理に対するサービス需要は待った無しである。要望に迅速に応えるため、ISOを活用した高品質化に取り組むほか、現場の業務改善を支援し、受注から保守まで横断的に一元管理する新たなシステムを構築したが、これらを支える通信インフラ環境は脆弱であり、ストレスなく社内外の情報共有環境を整えるためには早急な改善が必要だった。
システム管理室室長の加藤氏は、「通信各社より提案された"VPN構築環境・メール管理環境・ホームページ構築環境"は、何れも数百万円単位の投資が必要で、弊社のような中小企業にはなかなか敷居が高く、やむなく自社にてメンテナンスも含めた対応をしてきました。しかしながら、ウィルスその他による攻撃、急速なインターネット環境変化、故障時の対応など必要とされる専門知識は日増しに増大し、負担軽減の意味からも統合的ソリューションを数年前から探していました。正直なところ既存のシステム環境から新しい環境に移行するのは弊社に限らず大変な勇気がいることです。bit-driveへ移行が行えたのは、代理店の(株)フェニシスさんが約1年に渡り、弊社が満足できるソリューション構築のためにきめ細かい活動をしてくれたことが大きく、必須のインフラ環境整備を安心して任せられました」と話すが、日頃から同社が業界に先駆けて企業価値拡大の努力をされているうえに構築できたことは言うまでもない。
本社および全国7営業所に対しネットワークサーバーパックを中心としたインフラ環境を整備した結果、ネットワーク環境に対して抱えていた次のような問題点を解決された。
上記の結果、コスモ計器さまの通信コストをトータルで下げるとともに、統合業務システムが以下のような具体的改善を遂げた。
本格的に統合業務システムが稼働した前期は、人員増なしに売上高3割増を達成。経営数字の内容もよいことから、飛躍的な業務効率向上を実現したことが実証される。 専務の古瀬氏は「この業務システムができたことで、いながらにして開発計画の進捗や事業計画の展開、ISOで要求される製品履歴まで明確に分かるようになり、世界のどこにいても物理的な距離感をほとんど感じません。私が日頃大切と考える『コミュニケーションによる会社の一体感醸成』にも大きく貢献しています」とブロードバンド化の効果を語ってくださった。

業界に先駆けてゼロから立ち上げたERP業務システムのノウハウを参考にしたいという他社も多い中、加藤氏は、今後の展開について「一番の課題は実績をつけて利益を出すこと。日常業務に追われてやるべきことが見えなくなったり、後回しになることがありますが、構築したシステムを道具として使い、本来業務の分野で新しい製品開発や、さらなる市場開拓に取り組みたいです」と、次のステップへの進化を計画中だ。

取材:2004年12月
| 株式会社コスモ計器 | |
| 所在地 | 東京都八王子市石川町2974-23 |
|---|---|
| 創業 | 1970年 |
| 従業員数 | 122人 |
| 事業内容 | 工業用計測器製造販売 |
| URL | http://www.cosmo-k.co.jp/ |